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「東京チカラめし全店閉鎖」の「誤解」広がる 運営元「そのような事実は一切ない」

» 2015年05月19日 12時17分 公開
[ITmedia]

 牛丼専門店「東京チカラめし」などを運営する三光マーケティングフーズは5月18日、東京チカラめしの全店舗が閉鎖されたという誤った情報がネットで流れているとし、「そのような事実は一切ない」と発表した。直営12店舗・フランチャイズ3店舗を運営中で、今後も運営を継続するとしている。

画像 三光マーケティングフーズのニュースリリースより
画像 三光マーケティングフーズの東京チカラめし公式サイトより

 東京チカラめしは、焼き牛丼専門店として2011年に1号店をオープン。ピーク時には130店舗以上を運営していたが、競争激化などで店舗を再編。14年4月には全88店舗のうち68店舗を新設会社「東京チカラめし」に分割・承継し、マックグループに譲渡する一方で、残りの店舗は三光マーケティングフーズが運営を続けていた。

 全店閉鎖の「誤解」が生じたのは、マックグループの東京チカラめしが公式サイトで、「東京チカラめしの永らくのご愛顧誠にありがとうございました」と告知したため。マックグループの東京チカラめしは全店閉鎖したためこのような告知が出たが、三光マーケティングフーズの店舗は運営を続けている。

画像 誤解が広がったことを受け、マックグループの東京チカラめし公式サイトの告知は書き換えられた

 三光マーケティングフーズは18日のニュースリリースで「現在、『東京チカラめし』は、当社直営12店舗、フランチャイズ3店舗が運営中であり、今後も運営を継続する」と表明。全店舗が閉鎖したという事実は「一切ございません」としている。

 誤解が広がったことを受け、マックグループの東京チカラめしは公式サイトでの告知文を変更。「弊社が運営しておりました『東京チカラめし』の永らくのご愛顧、誠にありがとうございました。なお、『東京チカラめし』は株式会社三光マーケティングフーズの登録商標であり、現在も同社によって店舗運営は継続されております」と書き換えている。

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