米Amazon.comが7月23日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月)決算は、売上高は前年同期比20%増の231億8000万ドル、純利益は9200万ドル(1株当たり19セント)と前年同期の1億2600万ドルの純損失から黒字に転換した。売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高が224億ドル、1株当たり純損失が14セント)を大きく上回った。営業コストは17%増の227億ドルだった。
プライム会員の増加で北米での売り上げが26%増と好調だった他、AWSが、総売上高に占めるシェアは少ないものの大きく売上高を伸ばした。
前四半期から開示するようになったAmazon Web Services(AWS)の売上高が81%増の18億2000万ドル、営業利益は407%増の3億9100万ドルと好調だった。総売上高に占めるAWSの割合は3ポイント増の8%。
第3四半期(7〜9月期)の見通しは強気で、売上高を前年同期比13〜24%増の233億〜255億ドル、営業利益(損益)をマイナス4億8000万〜プラス8000万ドルと予測した。
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