米Amazon.comが、オンラインで発注した生鮮食料品をドライブスルー形式でピックアップできるサービスを、まずは米カリフォルニア州のサニーベール市で開始する──。地元メディアの米Silicon Valley Business Journalが7月23日(現地時間)、この件に詳しい筋の情報として報じた。
ユーザーはオンラインで生鮮食料品を発注する際にピックアップ予定時間を設定することで、例えば車での帰宅途中に注文済みの商品をドライブスルーで受け取れる。
Amazon.comが子会社を通じて市当局に申請したという書類によると、この施設は11600平方フィート(約1000平方メートル、約303坪)で8台分のスペースを備える。
Amazon.comは2007年から米国の複数の都市で生鮮食料品の配達サービス「Amazon Fresh」をプライム会員向けに提供している。こちらは午前10時までにオンラインで発注すれば午後6時までに届く。
Amazon.comは、注文から1時間以内に配送するPrime Now、コンビニなどに設置したロッカーでの受け取りサービス、車のトランクに届けるサービス(テスト中)も一部地域で行っている。
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