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Twitterがパクツイ規制に本腰? 盗用ツイートを次々と強制書き換えか

» 2015年07月27日 12時27分 公開
[深町卓史ITmedia]

 Twitter上でしばしば問題視されてきた“パクツイ”(他人のツイートの盗用)撲滅に向け、米Twitterがようやく動き出した可能性がある。テクノロジーメディアのThe Vergeによると、Twitterはここ最近、盗用ツイートを次々に「このツイートは著作権者の申し立てにより保留されています」と書き換えているそうだ。

photo The Vergeの記事

 記事によると、オリジナルのジョークをツイートした米国のユーザーが、他人にパクツイされていることを知ってTwitterに報告した。その後、問題の盗用ツイートが「This Tweet from @(ユーザーのアカウント名) has been withheld in response to a report from the copyright holder.」(このツイートは著作権者の申し立てにより保留されています)と書き換えられていることに他ユーザーが気付いて発覚したという。

 実際にTwitter内を検索してみると、強制的に書き換えられたとみられるツイートが多数ヒットする。

 米SocialTimesなどによると、Twitterは2012年時点ですでにこの規制方法を定めていたという。ユーザーからの不満を受け、ここ最近になってようやく本格的に運用を始めたのかもしれない。

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