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気象庁、「噴火速報」発表スタート ヤフーなど対応

» 2015年08月04日 17時52分 公開
[ITmedia]

 気象庁は8月4日、噴火の発生を迅速に発表する「噴火速報」を始めた。気象庁のWebサイトやテレビ、ラジオのほか、「Yahoo!JAPAN」のトップページや「Yahoo!ニュース」アプリなど外部事業者が提供するサービス通じて確認できる。

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画像 噴火速報の対象となる火山

 富士山や箱根山(神奈川県)、御嶽山(長野・岐阜県境)、口永良部島(鹿児島県)など、噴火速報は気象庁が常時観測している各火山が対象。「○○山で、平成××年××月××日××時××分頃、噴火が発生しました」という形で発表する。

 普段から噴火している火山で普段と同じ規模の噴火が発生した場合や、噴火の規模が小さく、噴火が発生した事実をすぐに確認できない場合は発表しない。

 昨年9月に起きた御嶽山の噴火を踏まえ、噴火が発生した際に迅速・的確に伝え、命を守るための行動を取れるよう、速報の発表を始めた。

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