「あの『三国志』スタンプが、動かないししゃべらないオールドファッションなスタイルでLINEの大地に戻って参りました」――ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスは9月17日、横山光輝作の漫画「三国志」のLINEスタンプ第2弾「ちょいウザ!三国志スタンプ」(税込240円)を発売した。ファン待望の「甘寧一番乗り」もついに登場。「思ったよりは使えるスタンプに仕上がった」としている。
第1弾と同様、自称“原作厨”の原寅彦さんが制作。原作から印象的なコマを選りすぐった第1弾は三国志ファンの間で話題になったが、一般ユーザー、特に女子層には全くリーチをしなかいという「とてもつらい」結果となったため、第2弾は「三国志を1ミリも知らない女子の皆様にも使っていただけるような」スタンプにした――と主張している。
収録したのは、「甘寧一番乗り」のほか、霊帝が病床で「とてもつらい」と愚痴るスタンプ、関羽が「そんなものはない」と切り捨てるスタンプ、孔明が「馬鹿者」と叫ぶスタンプ、張飛が「うほっ」と喜ぶスタンプ、曹操が「おれのいうことは正しい、おれのなすことも正しい」と宣言するスタンプなど。原作60巻、全1万2419ページから「ちょいウザな表現をかき集めた」という。
同社は「待ち合わせの約束をブッチ切るときに使ってもよし。上司の詰問にすっとぼけるために使ってもよし。とりあえず謝るポーズを見せるときに使ってもよし。思ったよりは使えるスタンプに仕上がったかと思います」としている。
ちなみに、「甘寧一番乗り」「とてもつらい」など第1弾に盛り込めなかったファン待望のスタンプは、「『ちょいウザ』のコンセプトを無視してねじ込んだ」そうだ。
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