米研究開発機関のBattelleは10月13日(現地時間)、ドローン(無人機)の飛行を阻止するための“兵器”、「DroneDefender」を発表した。
一見、ドローンを撃ち落とすツールに見えるが、周波数制御を妨害する技術を採用し、照準を合わせたドローンを“打つ”ことで制御を乗っ取って着地させることができる。
安全に着陸させられるので、ドローンを壊したり、地上にいる人間を危険にさらすリスクも低い。
重さは4.5キロで0.1秒以内に起動し、約5時間持続する。“射程”は400メートル。
米メディアMotherboardによると、来年には製品化される見込みで、複数の米連邦政府機関から引き合いがあるという。
ただし、DroneDefenderで使う周波数は米連邦通信委員会(FCC)の管理下にあるので、当面は政府機関以外は使えない見込みだ。
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