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マイナンバーを住民票に誤記載、茨城県美浦村でも

» 2015年10月16日 12時42分 公開
[ITmedia]

 茨城県美浦村は、誤ってマイナンバーを記載した住民票を28人に発行したことを明らかにした。既に第三者に住民票を提出した16人についてはマイナンバーの変更で対応する。

 10月5日から13日正午ごろにかけて交付した個人票92人分・98枚のうち、28人分・28枚についてマイナンバーを誤記載していた。13日に、マイナンバー記載の請求がない住民票にマイナンバーが印字されているのに職員が気づいたことで分かったという。世帯票では誤記載はなかったという。

 原因は、村と受託業者の茨城計算センターが、住民票個人票の印刷を指示するシステムの運用についての共通認識が不十分だった上、村職員が交付の際に確認を怠ったことだとしている。茨城計算センターは、誤記載が発覚した同県取手市の電算業務も担当していた。

 システム設定の際、茨城計算センターの担当者と職員1人で確認作業を実施したことも原因だとして、今後は複数の職員で確認するなどして再発防止に努めるとしている。

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