米Microsoftは11月24日(現地時間)、“ごく少数のユーザーに影響”した問題のために一時的に取り下げていたWindows 10の11月の更新プログラム「Windows 10 version 1511(以下、1511)」の修正版をWindows Updateで復活させた。
Microsoftは12日にWindows 10の初のメジャーアップデートとなる1511をWindows Update経由およびMedia Creation Tool(MCT)で提供開始したが、21日ごろから、Windows 10ユーザー向けWindows UpdateおよびMCTからダウンロードできなくなっている(正式な発表はない)。
24日に更新されたサポートページによると、1511を適用すると、アドバタイズID、バックグラウンドアプリ、SmartScreenフィルター、デバイスとの同期の一部の設定が誤って保持されなくなる問題があることが明らかになったという。この問題はKB3120677更新プログラムで修正済みだ。既に1511にアップデート済みのユーザーは、KB3120677の適用でこの問題を修正できる。
Microsoftは米Winbetaに対し、この修正を追加した1511をWindows UpdateとMCTで提供すると語った。
MicrosoftはMCTから1511を引き上げた際、米ZDNetなどに対し、今後のアップデートはWindows Updateでのみ実施すると説明していたが、計画を変更したようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR