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Windows 10の初メジャーアップデート公開 日本でもCortana利用が可能に

» 2015年11月13日 08時41分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは11月12日(現地時間)、「Windows 10」の初のメジャーアップデートをリリースしたと発表した。Windows Updateの設定にもよるが、PCおよびタブレットで自動アップデートが可能だ。Connected StandbyにしたXbox Oneでも自動アップデートする。

 大小さまざまな新機能追加やパフォーマンスの改善が施された。米Ars Technicaによると、ビルドは10586で、「バージョン1511」(2015年の11月のアップデートを意味する)になる。

 大きな新機能の1つは、日本でも「Cortana」が利用できるようになったことだ。予定の表示やリマインダーの作成を音声でできる。

 windows 10 1 Cortanaの予定表示(プレビューでの画面)

 起動が高速化され、Edgeブラウザのパフォーマンス/機能も改善された。また、Skypeの統合(プレビュー)やCortanaの手書き文字認識機能も追加された。SkypeがWindows 10のユニバーサルアプリになり、アクションセンターに届いたプッシュ通知から、Skypeアプリを起動せずに直接メッセージングや通話で返信できる「Quick Reply」機能が使えるようになった。

 windows 10 2 SkypeのQuick Reply機能

 企業向け機能も多数改善された。同社のOS担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるテリー・マイヤーソン氏は公式ブログで「この無償アップデートで、Windows 10は自信を持って企業への導入を勧められる成熟レベルに到達した」と語った。

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