神奈川県海老名市の鶴指真澄市議(71)がTwitterに同性愛者を差別するツイートを投稿した問題で、同市議会は12月3日、鶴指市議に対する辞職勧告決議案を可決した。
鶴指市議は11月29日未明、「同性愛は異常」などとTwitterに投稿。批判が相次ぎ、その後削除した。一部報道によると、鶴指市議は投稿時、酒に酔っていたという。
辞職勧告決議案では、投稿が「重大な人権侵害」であり、市民、LGBTを始め多くの方々の信用を失墜させ、議会への信頼と名誉を著しく傷つけた」と批判。「道義的、社会的責任を考えた時、直ちに議員辞職すべき」としている。決議に法的拘束力はない。
鶴指市議は市議会に対し文書を提出し、謝罪した上で12月議会を謹慎し、議員報酬を受け取らないとした一方、議員活動を継続する意向を明らかにしている。
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