米Tesla MotorsとスウェーデンSpotifyが提携し、Teslaの電気自動車「Model S」のオーナーに、有料の音楽ストリーミングサービス「Spotify Premium」を無償で提供する。英Telegraphなど、複数のメディアが12月21日(現地時間)にそう報じた。
Teslaはこれまで、米Rdioの音楽ストリーミングサービスを提供してきたが、Rdioが米Pandoraに買収されるため、移行するもようだ。
Spotifyのサービスを受けられるのは、欧州、オーストラリア、香港のModel Sオーナーのみ。米国や、Spotifyがまだ利用できない日本では提供されない。
販売済みのModel SはアプリのアップデートでSpotifyが利用できるようになる。2016年発売予定の「Model X」でも利用できるようになる見込みだ。
Model SのSpotifyアカウントは他の端末では利用できないが、既存のSpotify Premiumユーザーは自分のアカウントをModel Sと連係できる。
Model Sのオーナーは、ダッシュボードの17インチタッチディスプレイでSpotifyを楽しめる。
Teslaは独自の車載OSを採用しており、米Appleの「CarPlay」や米Googleの「Android Auto」は搭載していない。
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