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Technicsのターンテーブルが復活 「SL-1200G」発売へ

» 2016年01月06日 12時03分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月5日(現地時間)、「Technics」ブランドのアナログレコードプレーヤー(ターンテーブル)「SL-1200G」を発表した。限定モデルを今夏に、通常モデルを今年後半に発売する予定。

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 新開発のダイレクトドライブ方式を採用。専用のコアレスモーターを開発し、マイコンで高精度に制御。スムーズな回転コントロールや振動の低減、高トルクなどを実現しているという。

 ターンテーブル部は真ちゅうとアルミダイキャスト、ラバーによる3層構造で安定性を高めている。トーンアームは限定モデルはマグネシウム、通常モデルはアルミを採用し、水平回転軸と垂直回転軸の軸心が1点で交差する「ジンバルサスペンション」というTechnics伝統の方式を採用した。

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 Technics50周年モデル「SL-1200GAE」を1200台限定(シリアルナンバープレート付き)で今夏に発売する。通常モデルは今年後半の発売を計画している。価格など詳細は明らかにしていない。

 同社は1970年に世界初のダイレクトドライブ方式によるアナログターンテーブルを発売。「SL-1200」シリーズはDJに愛されたが、同シリーズは2007年発売の「MK6」が最後になり、10年には生産を完了していた。

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