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NTTデータ、ラピュタ「バルス祭り」のツイート全量をリアルタイム計測 実況中継も

» 2016年01月14日 19時06分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは、宮崎駿監督のアニメ作品「天空の城ラピュタ」が「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で1月15日に放映されるのに際し、Twitter上に書き込まれる「バルス」の全量をリアルタイムで計測すると発表した。放送時間中、イマツイニュースサイトイマツイTwitterアカウントイマツイFacebookページで実況中継を行う。

photo 「金曜ロードSHOW!」の公式サイトより

 映画の中で主人公が滅びの呪文「バルス」を唱える瞬間に、TwitterをはじめとしたSNSで「バルス」と投稿することが「バルス祭り」として恒例になっている。2013年8月の放送時は1秒間に14万3199ツイートが投稿され、最高記録を更新した。そのインパクトからTwitterの米本社でも、“特別なイベント”として認知されているという。

 2年半ぶりの「バルス祭り」にあたって、放送当日に同社のデータサイエンティストがTwitter全量データをリアルタイムに解析。独自のシステムを使い、「万全の体制でモニタリングする」という。秒単位で「バルス」のツイート量を計測し、17時から放送開始までは1時間間隔で、開始後は約15分間隔で実況する。

 秒単位でピーク時を計測する「ピーク時バルス分析」、日本のどこで盛り上がっているかを明らかにする「バルススポット分析」、映画に登場する3度の呪文を1秒たりともずれずに「バルス」するアカウントを計測する「ジャストインバルス経年分析」――など、多角的に計測予定だ。

 「ラピュタ」公開から30周年を迎える今年は、1月に入って以降「バルス」に関するツイートが10日間で13万超を記録。10日現在では時間あたり566ツイート、平均すると日次で1万ツイート超を計測しているという。

photo 1月10日現在の日次ツイート量

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