米GoogleのWebブラウザ「Chrome 48」が安定版となり、1月20日付でWindows、Mac、Linux向けに公開された。
Googleのブログによると、最新バージョンの「Chrome 48.0.2564.82」では37件のセキュリティ問題が修正された。外部の研究者から報告された脆弱性のうち、「V8のバッドキャスト」問題と、「PDFiumにおける解放後使用」の問題は、同社の4段階評価で上から2番目に危険度が高い「High」に分類されている。
このレベルの脆弱性を悪用された場合、同一生成元ポリシーをかわされたり、サンドボックス内で任意のコードを実行されたりする恐れがある。発見者にはそれぞれ3000ドルの賞金が贈呈された。
この他にも、URLスプーフィング問題など危険度「Medium」の脆弱性6件が外部の研究者から報告され、それぞれ2000〜500ドルの賞金が贈呈されている。
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