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Twitter、いじめ対策で「Trust and Safety Council」立ち上げ

» 2016年02月10日 11時37分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Twitterは2月9日(現地時間)、ユーザーがTwitter上で安心して自己表現できるようにTwitter上での「いじめとの戦い」と「表現の自由」との最適なバランスを目指す取り組みの一環として、多数の外部組織との協力の下で「Trust and Safety Council」を立ち上げたと発表した。

 この評議会は、世界中の40以上の人権やいじめに関する専門的な組織から成り、Twitterがサービス上のいじめ問題を解決するために協力していくという。

 council Trust and Safety Councilのページ

 専用ページには、同評議会に参加する団体の一覧が表示されているが、具体的な活動内容はまだ不明だ。

 council 2 参加団体の1つ、Anti-Defamation League

 Twitterでは匿名で復数のアカウントが作れることもあり、嫌がらせやいじめなどに悪用されることが多い。Twitterはいじめの報告ツールやいじめツイートを非表示にするための人間の専門チームを置くなどして対策しており、新評議会の発足でこうした対策をより強化していくとしている。

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