日本では公開されたばかりの映画「スティーブ・ジョブズ」。アカデミー賞にもノミネートされ話題だが、米国では昨年10月に公開され、既にBlu-ray、DVD、そしてiTunes Storeで販売されている。しかし、Appleはこの作品に冷たい仕打ちをしていることが判明した。
9TO5Macの記事によれば、この映画は米国のiTunes Storeで先週公開されたようだが、確認してみると、iTunesのトップページにも新着にも掲載されておらず、検索で探すしかない。直接リンクページはこちら(iTunesアプリが開く場合があり、要US iTunesアカウント)。価格は14.99ドルで、レンタルもある。
iTunes Storeの映画ページには、オスカーノミネート作品のコーナーがあり、ジョブズ映画も該当しているはずなのだが、そこにも存在していない。
スティーブ・ジョブズの伝記映画は、アシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ」と、ウォルター・アイザックソン版公式伝記を元にした、マイケル・ファスベンダー主演の「スティーブ・ジョブズ」の同名作品2つがある。カッチャー版の原題は「Jobs」で、ファスベンダー版は「Steve Jobs」。
Appleのティム・クックCEOは米CBSテレビの出演時にこの映画はジョブズ氏を食い物にしており正当な解釈をしていないと批判していた。ジョブズ氏の描き方にローリーン夫人も批判的だったと言われている。一方、Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏は絶賛している。
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