ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が「PlayStation Vita TV」の出荷を2月末で終えたことが分かった。PlayStation公式サイトの商品情報のステータスが「出荷完了」となったことで判明した。
PlayStation Vita TVは2013年11月、携帯機「PlayStation Vita」のチップセットとシステムソフトウェアを小サイズに収め、家庭用テレビにHDMI接続して楽しめる据え置きゲーム機として発売。1万円を下回る価格設定も話題を集めた。
SCEは出荷を終える理由を「PlayStationを知らない人、ゲームから遠ざかっている人に自宅で手軽に楽しんでほしいという思いで開発した製品として、一定の役割を果たしたため」としている。好調のPlayStation 4、Vitaを主軸に、今後も他デバイスやソーシャルとの融合を視野に入れた楽しみ方を提案していければ――とコメントした。
北米とヨーロッパでは昨年末時点で出荷完了しており、アジア圏では2月時点で生産・出荷を続けている。
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