米Googleが記念日や祝日にGoogle検索のトップページのロゴを変更する「Google Doodle」が3月9日、楽器「テルミン」奏者クララ・ロックモア氏の生誕105周年を記念するものになった。3ステップのレッスンをクリアすると、自分でテルミンを演奏できるようになる。
テルミンは、ロシアの発明家レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン氏が発明した世界初の電子楽器(Wikipediaより)。ロックモア氏は幼いころからバイオリニストを目指したが身体的ハンデでバイオリンをあきらめ、テルミン奏者となった。同氏はテルミンの開発にも貢献し、たとえば3オクターブしかなかった音域を5オクターブに改善することなどに協力した。30年代にはニューヨークフィルやフィラデルフィアフィルでソリストとして演奏した。
ロゴをクリック(タップ)するとテルミンのレッスンが始まり、サン=サーンスの「白鳥」の出だしのフレーズをなぞると「テルミンの演奏をお楽しみください!」と表示され、これをクリック(タップ)すると自由に演奏できるようになる。
ただし、音域が1オクターブ半しかないので「白鳥」の演奏はできない。左下の歯車アイコンをクリックするとキー、音階、オクターブ、波形を変えるボタンと、ビギナーモードをオフにする(音階の表示を消す)チャンネルが表示される。
このDoodleは日本を含む広い範囲で表示されるが、同日に皆既日食を見られるオーストラリアやインドネシアでは皆既日食のDoodleになっている。
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