「Oculus Riftはじめました」連載第2回は、マシン選びとインストール。初回はOculus Readyメガネとハーマイオニーの話で終わってしまったからだ。
前回は軽く流した、Oculus Rift用ゲーミングPCの選択、購入、セットアップまで。米国版と日本版の違いについても触れてみる。
Oculus Riftが予告なしでいきなり届けられたせいで、Oculus Ready対応するPCは我が家にまだ存在しない状態。「ALIENWAREのOculus Ready PCを、Oculus VRから送られてくるであろう2万円割引クーポンコードを使って購入して届くのを待つ」というのが想定していた流れなのだが、あっけなく破綻。
「Riftは届いたけど、Order StatusはProcessing for Shippingから進んでないしクーポンコードもらってないよ」とサポートに送ったのだが、Oculusからの返事は期待できそうもない。Twitterで検索するとほかの人も同様な状況。
黄金週間が終わるまでにOculus Ready PCが届くのは望み薄で、1週間、へたすると2週間以上、ドリキンに「えー、松尾さんまだなんですか。だからぼくみたいに自作しときゃあよかったんですよ」とドヤられなければならないのだ。
そこで、アキバのゲーミングPCショップ、G-Tune Garageに電話して、よさげなPCを選んでもらった。
こちらから出した条件は4つ:
これらの条件に合致して持ち帰り可能かつ一番安いのが「LG-i310SP2-EX」というモデルだ。デスクトップのゲーミングPCとしては比較的コンパクトで、買った後で知ったのだが、この筐体のシリーズはPC USERのBest Choiceを誇らしげにつけてるではないか。そのハイエンドモデルについてはレビューもあった。
スペックはこんな感じで、一応Oculus Riftのスペックは満たしている。本当はメモリくらいは16GBにしたかったのだが即納だとこれしかないというのでそのままに。足りなければ増設すればいいし。
この構成で、11万9750円(税別)。当初予定のALIENWARE X-51だと15万4980円(税別)で2万円引いても13万4980円。1万5000円くらい安く上がることになった。これでうまく動けば。
8キログラムちょっとの重さ。なんとか秋葉原から石神井公園の自宅まで持ち帰ることができた。フルタワーだと心と体が折れていたかもしれない。
それではさっそくインストール。Windows 10を最新のビルドにアップデートして更新もかけてOculus Riftのセットアップに臨む。
だがしかし。
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