舞台演出家の蜷川幸雄さんが5月12日、死去した。80歳だった。
1935年生まれ。69年に「真情あふるる軽薄さ」で演出家デビューし、74年「ロミオとジュリエット」から商業演劇の場で活動を始め、以後は国内外を問わず、現代劇から近松門左衛門、シェークスピア、ギリシャ悲劇など幅広い作品を世に送り出してきた。2010年には文化勲章を受章している。
娘で写真家・映画監督の蜷川実花さんは、自身のInstagramで「最期まで闘い続けたかっこいい父でした。父の娘でいられたことを誇りに思います」とコメントを寄せている。
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