フィッシング対策協議会は5月23日、セゾンカード会員向けWebサービス「セゾンNetアンサー」をかたるフィッシングメールの報告を受けているとして注意を呼び掛けた。メールの件名には「【重要:必ずお読みください】」と書かれているという。23日正午時点でフィッシングサイトは稼働中であり、類似のサイトが公開される可能性もあると注意喚起している。
メール本文には「このたび、セゾンNetアンサーに対し、第三者によるアクセスを確認いたしました。万全を期すため、本日、お客様のご登録IDを以下のとおりに暫定的に変更させていただきました。大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、任意のIDへの再変更をお願いいたします」などと書かれており、フィッシングサイトに誘導するURLが記載されているという。
フィッシング対策協議会は同日、セディナが運営しているカード会員向けサイト「OMC Plus」をかたるフィッシングメールについても注意喚起。セゾンNetアンサー同様の手口のフィッシングメールが出回っているという。
なお、5月20日にはAppleをかたるフィッシングメールにも注意喚起。本物のサイトを偽ったフィッシングサイトで、アカウント情報(Apple ID、パスワード)の入力が求められるという。
フィッシング対策協議会は、これらのフィッシングサイトやメールを発見した際は絶対に情報を入力せず、同協議会まで連絡するよう案内している。
(太田智美)
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