楽譜もデジタル化の時代？ 電子ペーパー2画面で見開き表示「GVIDO」

[ITmedia]

　テラダ・ミュージック・スコアは6月3日、電子ペーパーを2画面に搭載し、楽譜を見開きで表示する専用端末「GVIDO」を開発したと発表した。発売時期、価格などは未定。

GVIDO

　電子ペーパー「Mobius」（E-INK製、13.3インチ）を2画面つなぎ合わせ、デジタル化した楽譜を見開きで表示する。8Gバイトの内蔵メモリに加え、micro SDカードスロットを搭載し、電子楽譜を持ち運べる。本体サイズは、480（幅）×310（高さ）×5.9（厚さ）ミリ、重さは約650グラム。

デジタル化した楽譜を見開きで表示

　付属のペンで紙の楽譜のようにメモを書き込めるほか、外枠のスイッチをタッチするとページめくりができる――などの機能を備える。Wi-Fi／Bluetoothの通信機能を搭載し、Web上から電子楽譜を購入できるサービスも想定しているという。

付属のペンで書き込みも可能

　音楽関連企業向けの見本市「midem」（仏・カンヌ、6月3〜6日）に出展する。