「第2回ウェアラブルEXPO」(1月13〜15日、東京ビッグサイト)で、ヤマハは、ゴムのように伸縮する変位センサー「Stretchable Strain Sensor」を参考出展している。同センサーを手袋に張り巡らせ、ピアノを弾く指の動きなどを計測できる。
カーボンナノチューブとエラストマー素材を重ね、導電性と伸縮性を両立したシート状のセンサー。伸縮量に応じて変化する電気抵抗をセンサーに活用し、関節の曲げや筋肉の動きなど、人間のわずかな動作も正確に計測できる。
会場ブースでは、センサー搭載の手袋をはめ、ピアノを演奏するデモを実施。指の動きをリアルタイムでディスプレイに反映し、指の関節の曲がり具合を球の大きさで表示する。関節の曲がり具合を可視化し、演奏の悪い癖を是正するほか、ピアニストの難病「局所性ジストニア」の早期発見にも活用する考えだ。
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