韓国Samsung Electronicsが、早ければ2017年初旬にディスプレイを折り畳めるスマートフォンを発表すると、米Bloombergが6月7日(現地時間)、この件に詳しい情報筋の話として報じた。
同社は現在、2種類のOLED搭載モデルを開発しているという。その1つは女性の化粧用コンパクトのように2つに畳めるもので、もう1つは5インチディスプレイのスマートフォンとしても、8インチのタブレットとしても使えるハイブリッド端末だと、匿名希望の情報筋は語った。
「Project Valley」というコードネームのこのプロジェクトの下、早ければ2月にバルセロナで開催される「Mobile World Congress(MWC)」で製品が披露されるという。
米Appleは2018年にもOLED採用のiPhoneを発売するとうわさされており、Samsungはそれに先行したい考えのようだ。
同社は2013年1月のInternational CESの基調講演で、プラスティック製のフレキシブルディスプレイのプロトタイプを披露している。
この基調講演で紹介されたデモ動画には、既に折り畳み式のスマートフォンが登場していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR