総務省は6月13日、電気・通信事業者などで構成する業界団体・テレコムサービス協会の企画「ICT女子プロジェクト」について、不適切な記載があることに気づかず、同省が運営するTwitterアカウントで紹介したとし、謝罪した。
「ICT女子プロジェクト」は、テレコムサービス協会が9日に報道発表したもの。ITを用いて活動する「ICT女子」に活躍の場を提供する企画で、将来、IT分野で活躍したいと望む女性「ICT48」を公募するサイトを公開した。総務省は9日、ITに関する取り組みを紹介する公式Twitterアカウント「総務省ICTツイート」(@MIC_ICT)でこの企画を紹介した。
ただ、「ICT48」の募集要項に、年齢制限(13〜24歳)があったことや、応募書類に身長、体重、全身写真を求める記載があったことなどから「ITで活躍する女性と年齢や容姿は関係ない」などと批判が集まり、同協会は12日までにページを「白紙」の状態にした。
総務省は13日、「報道資料等について内容を精査することなく、『総務省ICTツイート』で拡散してしまった。報道資料のリンク先に不適切な記載があることに気づかず発信してしまったことについてお詫びする」と謝罪のコメントを発表した。
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