ヤフーは6月21日、本社の移転にあわせ、従業員がいつでも利用できる仮眠スペースや、社外の人も利用できるコワーキングスペースを設置すると発表した。「働きやすいオフィスにし、新事業につながるイノベーションを創出する場所を目指す」としている。
ヤフー本社は「ミッドタウン・タワー」(港区六本木)から「グランドプリンスホテル赤坂」(2011年に営業終了)跡地のオフィス棟(千代田区紀尾井町)に移転中。5月から移転を始めており、9月に完了する予定だ。
新社屋には、頭をすっきりさせ、集中力をあげるため、従業員が好きな時に利用できる仮眠スペースを新設する。
同社の従業員だけでなく社外の人も登録すれば利用できるコワーキングスペースも新設。利用者同士を結び付けるコミュニケーターや、会議室・カフェも設け、新たな協業を生み出せる仕組みにするという。
全従業員(約5700人)を対象に、机を不規則に配置したフリーアドレス制を導入。動線をジグザグにすることでほかの従業員とのコミュニケーションを増やす狙いだ。
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