4月に57歳で急逝したアーティスト、プリンスのオンライン上の遺産をまとめたWebサイト「Prince Online Museum」が7月4日(現地時間)、開館した。
プリンスが生前、約20年にわたって公開した16の公式WebサイトへのリンクやそれぞれのWebサイトに関する解説で構成されている。構築したのはこれらのWebサイトの構築にかかわった人々で、代表は現在は米Microsoftでユーザー体験デザインに従事するサム・ジェニングス氏。
プリンスは生前、アーティストの権利の代弁者としても知られていた。90年代には自身のWebサイトでの音楽販売など多様な試みを実施し、2001年に立ち上げたNPG Music Clubはアーティストによるオンラインビジネスの可能性を世に示したとジェニングス氏は説明する。同氏はこのミュージアム開設の目的は「プリンスがインターネットの黎明期からオンラインの開拓者だったことを紹介したかったから」としている。
リンク先のWebサイトの中、現在も稼働しているところでは楽曲購入も可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR