全国のJRや私鉄などは7月26日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」で、鉄道施設内にポケモンが出現しないよう、開発・運営元のポケモン、Nianticに要請書を提出したと発表した。JR東日本は「お客様の安全確保などの観点から」と理由を説明している。
要請書はJR各社をはじめ、東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、近畿日本鉄道、西日本鉄道など23社と日本地下鉄協会が連名で発表。編集部の取材に対し、ポケモンの広報担当者は「当社とNianticで要請書を受け取った。詳細は申し上げられないが、今後協議していく」とコメントしている。
Pokemon GOは、スマートフォンの位置情報を活用し、現実世界でポケモンを捕まえるなどして遊べる無料ゲーム。7月22日に日本国内で配信が始まったが、出雲大社(島根県)や伊勢神宮(三重県)が境内での使用を禁止したり、長崎市が平和公園や原爆資料館などにポケモンが出現しないように要請したりといった影響も出ている。
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