米連邦政府は8月2日(現地時間)、「無人航空機システム(UAS)」、いわゆるドローンの安全な導入を促進するための新たなコミットメントを発表した。
その一環として、米Googleが2014年から取り組んでいるドローンプロジェクト「Project Wing」のテストを、米連邦航空局(FAA)が米国内に持つUAS試験場で実施する。
このテストで収集したデータは、UAS管理当局を支援するため、政府パートナーと共有される。
テストでは、貨物の運搬や視界外操縦(beyond line of sight、BLOS)を実施する。Project Wingはまた、空域管理ソリューションを開発する計画だ。このソリューションは、400フィート以下の空域を飛行するドローンの安全を守る(互いにぶつからないようにするなど)ことが目的。
Poject Wingは当初、Googleが開発部門「Project X」で立ち上げた。Alphabetによる持ち株制への移行に伴い、現在はAlphabetの“その他”部門として運営されている。
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