米Facebookは8月3日(現地時間)、メンロパークの本社キャンパスに新たに開設したハードウェアラボ「Area 404」を発表した。同社が取り組む各種ハードウェアプロジェクトのチームがこのラボに集まり、情報交換しながら開発に取り組む。
Area 404という名称は、「ハードウェア関連チームの誰もがこんなラボを求めていたが、どこにも見つからなかった」ことに由来するという。
Facebookでは現在、OCPのラックやハードディスク、Oculus VRのHMD、360度カメラ、Internet.orgのドローンAquillaやルータなど、様々なハードウェアを開発している。
また、米GoogleのATAPチームから引き抜いたレジーナ・デューガン氏率いる「Building 8」チームも活動中だ。
これまでは各チームがそれぞれのラボを別々に持っていたが、チーム同士が交流することで新たなインスピレーションが生まれる可能性があるということで、全チームが共有できる2万2000フィートの広大なラボを開設することにした。
このラボは、製品の設計、プロトタイプ製造、故障解析実験などを実施するためのツールや精密機器を完備する。
同社は今年のF8で発表した向こう10年間のロードマップに添って、「世界を結ぶためのより賢い、没入型の次世代ハードウェア」を構築するという。
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