ソニーは8月29日、文字盤とベルトに電子ペーパーを採用したスマートウォッチ「FES Watch」の新モデル「FES Watch U」(フェスウォッチ ユー)の先行販売を、同社のクラウドファンディングサイト「First Flight」で始めた。本体のデザインを刷新したほか、スマートフォン向けの専用アプリと連携し、新しい柄を追加購入できる機能が加わった。割引価格は4万4710円(税込)。
FES Watchは、ソニー社内の新規事業創出プログラムから誕生した腕時計。素材に電子ペーパーを採用し、文字盤とベルトの柄を好みや気分に応じて自由に変更できる。2014年に第1弾の製品がクラウドファンディングサイトで先行販売され、15年11月には一般店舗でも販売が始まった。
新モデル「FES Watch U」では、あらかじめ12種類の柄から選べるが、スマホの専用アプリ(iOS版のみ対応、Android版は検討中)を使って柄を追加購入できるようになるという。本体に登録できる柄は24種類まで。
第1弾の本体はシンプルなデザインだったが、FES Watch Uにはガラス風防やステンレス製のケースを採用し、「より普段づかいできるデザインや質感に仕上げた」(同社)という。ラインアップは、PREMIUM BLACK(税込5万3940円から)、SILVER、WHITE(同4万4710円から)の3種類を用意する。
文字盤のケースサイズは直径43ミリ、厚さ11.8ミリで、重さは約70グラム。ケース素材はステンレス鋼(SUS316L)、バンド表面の素材はシリコン、裏面素材はポリウレタンエラストマーを採用している。リチウムイオン電池を内蔵し、連続作動時間は約3週間。
試作品は、東京・銀座のソニービル(10月7日まで)、MoMA DESIGN STORE表参道店(9月15日まで)、ソニーストア名古屋(9月22日のみ)、ソニーストア大阪(9月24日のみ)で展示する予定。
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