オムロンは9月8日、自社の卓球ロボット「フォルフェウス」(FORPHEUS)が「最初の卓球コーチロボット/First robot table tennis tutor」として2016年1月6日にギネス世界記録に認定されていたことを発表した。
フォルフェウスは、人間がボールを打つと、マシンに取りつけられたカメラからボールの軌道を予測して打ち返す卓球ロボット。プレイヤーが最も打ちやすいポイントを算出して、ラケットの角度やタイミングを調整し打ち返してくれるロボットだ。
ギネス世界記録では「測定できること、証明できること、標準化できること、更新できること」を記録登録における4原則としているが、担当者によれば「世界の中でもパイオニアとなり、マイルストーンとなる歴史的偉業のファーストについては例外的に認定している」とのこと。これまでの例としては、「最初の命綱なしでの宇宙遊泳」「最初の徒歩で世界一周」「最初のロボットによるバスケットの試合」「最初の人工ガイド星」などがあるという。
(太田智美)
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