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レンズ使い分け、ジェットだけの仕様、「総務省指定」の意味 iPhone 7/7 Plusを詳細チェックしてみた(4/5 ページ)

» 2016年09月16日 12時14分 公開
[MACお宝鑑定団]
MACお宝鑑定団

2つのレンズはどのように使われているのか

 iSight Duoカメラの片方ずつを塞いで、1倍、2倍、10倍にした時どうなるのか調べてみた。

photo iSight Duo カメラ

 テストは、明るい屋外で被写体が遠い場合と、屋内で被写体が近い場合とで試してみた。

明るい屋外で被写体が遠い場合

1倍:メインカメラは広角側のF1.8カメラで、AEも広角側カメラで行っている可能性がある。

2倍:メインカメラは望遠側のF2.8カメラで光学2倍、広角側はRGBのグリーンを使って輝度を計っている可能性がある。

10倍:メインカメラは望遠側のF2.8カメラで、デジタルズーム5倍 X 光学2倍で10倍を実現している可能性がある。また、広角側はRGBのグリーンを使って輝度を計っている可能性あり。

屋内で被写体が近い場合

1倍:メインカメラは広角側のF1.8カメラで、AEも広角側カメラで行っている可能性がある。

2倍:メインカメラは広角側のF1.8カメラで、光学2倍ではなくデジタルズーム2倍、AEも広角側カメラで行っている可能性があります。

10倍:メインカメラは広角側のF1.8カメラで、デジタルズーム10倍、AEも広角側カメラで行っている可能性がある。

 もっと時間をかけて検証してみないと確かとは言えない状況だが、2倍だから光学2倍撮影が絶対と判断しているわけではなく、明るさや被写体の距離などを計測しつつ、シーンをAIでリアルタイムに判断しながら2つのカメラを使っていると考えられる。

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