ITmedia NEWS > STUDIO >

“耳が痛くならない”ヘッドフォン「VIE SHAIR」登場 ヤマハが開発協力

» 2016年09月29日 20時25分 公開
[ITmedia]

 長時間着けても耳が痛くならないというヘッドフォン「VIE SHAIR」(ヴィー・シェア)の先行予約販売を、スタートアップのOmotenasy(神奈川県鎌倉市)がクラウドファンディングサイト「Makuake」で9月29日に始めた。2万4900円(税込、以下同)から。一般販売価格は3万9900円を予定している。

photo 耳が痛くならないというヘッドフォン「VIE SHAIR」

 ワイヤレス(Bluetooth 4.2 BLE)か、3.5ミリオーディオケーブルを挿入して使うヘッドフォン。本体が耳に直接触れない「エアーフレーム」の採用で、従来のヘッドフォンと違ってイヤーパッドを耳に押し当てる必要がなく、装着時のストレスを抑えたという。フレーム構造のため、眼鏡の上からでも装着できる。

photo 本体が耳に直接触れない「エアーフレーム」を採用

 エアーフレームは、音楽を聴きながら周囲の環境音や会話も聞こえる「オープン」、周囲の騒音をシャットアウトし、より没入感を楽しめる「クローズド」の2タイプを用意。環境に応じて付け替えできる。オープンフレーム利用時も周囲への音漏れは「通常のヘッドフォンと同等レベル」(Omotenasy)としている。

photo オープンフレーム
photo クローズドフレーム

photo VR(仮想現実)用ヘッドフォンとしても使える

 音質面では、ヤマハが開発に協力。58ミリの大口径全面駆動平板スピーカーと、ヤマハのオーディオコーデック「MACH5」(マックファイブ)を採用し、パワフルできめ細かな音質を実現したという。3バンドイコライザーも内蔵し、専用スマートフォンアプリ(iOS/Android、無料)で音質を調節できる。

photo 専用スマートフォンアプリから音質を調節

 他のVIE SHAIRユーザーと音楽をワイヤレス共有する「オン・エアー機能」も搭載。30メートル圏内であれば、ヘッドフォン同士をペアリングして何台でも共有できるという。本体重量は270グラムで、カラーは白と黒の2種類。バッテリー連続稼働時間は約8時間。空の状態から約2.5時間でフル充電できるとしている。

photo スマホの専用アプリと連携し、LEDライトが点滅する機能も
photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.