僕はローンチ前テストでもオンラインにはなったのですが、配達通知が来ることはなく、実際に配達したことが無いなかでの「大きすぎる」という感想だったので、この男性の意見にははっとさせられました。
ちなみに今日だけで昼と夜の2回配達したのですが、2回目の時点で慣れた感じがあり、取り回しの苦労がかなり軽減されました。重さのあるものに振り回される感じや、後ろに出っ張っていることが当たり前になると、「そういう体の一部」になったようで「まあこれでも大丈夫かな」と思いました。
バッグと同じくUber側からの貸し出しですが、ハンドルに取り付けられる防水っぽいスマホホルダーと、大容量バッテリーも支給されました。バッテリーはスマホホルダーの底面に入れて充電しながら収めることもできて、よくできています。
待ち受け中は位置情報を逐一チェックして通信し続けるので、バッテリーの支援は必須です。
ぶっつけ本番で迎えた今日、ついに最初の配達通知が来ました。「4分以内に応答」と表示され、焦りつつも素早く応答します。これに応答しないと他の誰かに回されたり、先を越されたり、注文がキャンセルされたりするのでしょう。応答率の良さもインセンティブに影響するそうなので、考える間もなく応答するしかありません。
応答の流れは説明会で1度動画で見たかな……? という程度で、焦りもあって完全にパニくりながらの操作でした。しかも、出発する前に2件目の通知が来ました。事前に「複数注文が重なることがある」と知らされていたので、これも急いで応答します。
画面には配達元の店舗の住所、地図にピン、店名が表示されています。
注文は2件とも同じ店舗からでした。200メートルほど先まで、ペダルを漕いで急いでかけつけました。
店舗に到着して「UberEATSです」と伝えると、店員の方もタブレットを出し、注文番号を読み上げて、こちらのスマホに表示されている番号と同じかを確認します。出来上がりまでまだ時間がかかる様子で、なるべく邪魔にならない所で10分ほどじっと待ちました。
このときの服装はジーンズにポロシャツだったのですが、まあ、ただの普段着です。これがロゴでも入った帽子やシャツでもあれば「お客じゃない、何かの人かな」という雰囲気にもなるのですが、普段着だと「スマホを持って立ち尽くしてるただの人」なので、なんとなく目立たないようにふるまうのが精一杯でした。
お昼どきで少し混雑していて、小さなお店だったので、お店の外に出ちゃったほうが邪魔にならないかもなあ、と考えつつも、出来上がりまで待つことになりました。
商品を受け取ったらまたアプリの操作です。「お店に到着しました」を選択すると、注文一覧が表示されます。
受け取った商品を確認したら、チェックボタンを押していきます。確認として店員の方が注文を読み上げてくれたのですが、こちらの画面には表示されていないトッピングの内容などを読み上げてしまい、それは確認できず、お互いに少し焦りました。2注文あったので間違いがあったらいけないので、店員の方が梱包用の箱に注文番号を書いてくれたので、事なきを得ました。
注文された品物は、水分が少なく、偏りもしにくいような、配達しやすい形状のものでした。イベント会場の「10回配達ベテランさん」から「スープとかこぼれるからめっちゃ怖い。坂道とか通りたくないもん。アイスも溶けないかどうかすごく気になった」という苦労話を聞かされて、かなりびびってたのですが、スープ系が無くて安心しました。
チェックを押して次の画面で配達開始(START DELIVERY)ブロックをスライドさせると、配達開始となります。この時点から、お客様側のUberEATSアプリに、配達員の現在位置が表示されます。Uberタクシーを利用したことがある人ならわかると思います。
そんなふうにお客様側に現在地がリアルタイムで表示されているとなると「見られているから、急いで届けなきゃ!」という気持ちになります。自転車をこいでいるときも「この移動も見られているのかなー」と無駄に想像したりしました。
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