米Instagramは11月10日(現地時間)、iOS、Android、Windows 10版アプリをアップデートし、「ストーリー」関連の3つの新機能を追加したと発表した。
ストーリーは、同社が8月にInstagramに追加した、写真や動画(10秒まで)をスライドショー形式で表示する機能。Snapchatの同名の機能と同様に、テキストツールやお絵描きツールで装飾でき、ストーリーとしてシェアしたコンテンツは投稿後24時間で自動的に消滅する。
ストーリーの画像あるいは動画に、「もっと見る」リンクを追加できるようになった。自分のWebサイトやYouTubeチャンネルなどのURLをリンクとして表示することで、ストーリーに興味を持った視聴者を誘導できる。リンクをタップすると、Instagramを離れることなく、WebサイトがInstagram内で開く。
この機能はまだ、一部の認証アカウントのみが利用可能だ。ラッパーで人気クリエイターの@chancetherapperなどのストーリーで確認できる。
Instagramのコメントと同様に、ストーリーでも「@ユーザー名」と入力することでそのユーザーをメンションできる。視聴者はメンションをタップすることで、メンションされた人のプロフィールを確認できる。誰かにストーリーでメンションされると、そのストーリーのプレビューを含むダイレクトメッセージが届く。
昨年10月にリリースした単体アプリ「Boomerang」の機能がInstagram内で使えるようになった。
Boomerangは、端末のカメラで撮影した10枚の連続写真を自動的にループGIFアニメに加工する機能。これまでは単体アプリだったが、ストーリー作成画面内でコンテンツを作って組み込める。ストーリー画面下部に[BOOMERANG]と表示されるので、これをタップしてからその上の撮影ボタンをタップすることでBoomerang画像を撮影できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR