いまこのゲーム機をプレイしようとしても、簡単にはできない。古いブラウン管テレビがあるからそれを使うのだろうか(そもそも動くのか)。RFコンバーターは家のどこかにあったっけ?
過去の銘器をミニサイズで復刻する。これはどこかで見たことあるぞ……。そうだ、ぼくが1978年から使っていたKORGのアナログシンセサイザーMS-20が3年前にミニサイズで復刻されていて、それも買って持っている。
そこで気になるのが、「どの程度縮小するのか」だ。MS-20 miniの場合は約86%縮小。ミニ鍵盤にするからそのくらいなのかもしれない。一方、クラシックミニは約60%という。そのサイズはどこから来てる? そもそもコントローラーが小さすぎると使いづらいのではないだろうか。
ではサイズを比較してみよう。
まず、ファミコンの上にクラシックミニを乗せてみると、サイズ感がよくわかる。たしかに小さい。
コントローラーは1コン、2コンともに相当小さく感じる。しかし、十字キー、SELECT、START、B、Aボタンの間隔は押し間違えるほど狭くはない。2コンにはMICと印刷されているが、サウンドホールは空いておらず、ボリュームと同じく機能していない。
このほかにも、クラシックミニで省略されているものがある。まず、ROMカセットをガシャっと取り出すときに使うEJECTスライダー。ROMは30タイトル分内蔵しているので当然いらない。ファミコンの前面右にある15ピンの拡張端子も、クラシックミニではダミーだ。つまり、キーボードをつなげてファミリーベーシックで勉強することもできない。
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