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» 2016年11月11日 15時22分 公開

ファミコンとクラシックミニを並べて1980年代にタイムスリップしてみたら立ちどまるよふりむくよ(4/4 ページ)

[松尾公也,ITmedia]
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息子との対話

 ギャラガ、スーパーマリオブラザーズ、グラディウス、ゼルダの伝説などなじみのあるゲームをプレイしてみる。ギャラガやグラディウスは体が覚えていて動かせる。マリオもなんとか。左右キーの位置決めがなんとなく難しかったり、連射がうまくいかない気はするのだが、それは自分の身体能力が衰えているせいで、コントローラーが小さいからではないのだろう。

 しばらくプレイしていると、次男がディスプレイをのぞき込んで興味を示す。年齢的にファミコン自体はさわっておらず、スーパーファミコン以降の世代。タイトルをスクロールしてみせると、「ほとんどは名作だけど、中にはクソゲーと呼ばれるものも入ってるよね」とコメント。

 息子によれば、そのクソゲーは「アトランチスの謎」らしい。主人公が死にやすく、つなぎ忘れた面がいくつかある。プレイしていなくてもそういう知識はあるのだ。また、「アイスクライマー」のゲームはやったことないけど、スマッシュブラザーズに出てくるので知っているという。

photo ギャラガをプレイしてみたが連射が難しい
photo オートプレイデモ、スクリーンセーバーなどの設定ができる

クラシックミニがあのサイズだった理由

 ファミコンは夫婦で遊んでいたので、息子たちよりは妻とのほうが盛り上がるはずだが、もう逢えないのでそうもいかない。

 ファミコンを使っている当時のビデオがないものかと、デジタル化したアーカイブを探してみたら、あった。

 長男が初めて立った記念すべき1988年5月1日。「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の発売から3カ月もたっていないので、まだクリアしていない頃かもしれない。背景にはトッド・ラングレンの名曲「クリシェ」が流れ、「One more play, one more chance」と歌っている。

 One more play。ファミコンカセットのパッケージに「ふっかつのじゅもん」とかが書かれていれば、妻がプレイしていた痕跡をたどることもできるのだが。

 ゲームカセットを置いてある場所をゴソゴソ。

 ドラクエのパッケージは見つからなかったが、「ファミリーマージャン」はあった。妻の実家では家族でマージャンをよくやっていたそうで、ルールはわかるというので購入したものだ。

 クラシックミニがこのサイズだった理由もわかった。紙製のパッケージより若干大きめのこのパッケージは、縦横高さともに、ほぼクラシックミニと同サイズなのだ。

photo クラシックミニがなぜこのサイズなのか

 このパッケージを開けると、ノートを破ったような紙が出てきた。マージャンの点数計算をしているらしい、妻の手書きメモだ。なんだ、こんなにやり込んでいたんだね。

photo ファミリーマージャンのパッケージを開けたら
photo 点数計算らしきメモが

 そのメモの裏にはさらに、ワープロで印刷された奇妙な文字列が。おさよが木彫り職人の父親を探していて、上州屋という問屋と悪代官が関係しているらしい。はて、これはなんのメッセージだろうか?

photo その裏にワープロで印刷されたものは

 少し調べてわかったのは、これがファミコンゲーム「水戸黄門」エピソードにおけるメモだったのだ。

 こうして、時の狭間に落ちていたメッセージが届けられた。

 クラシックミニ。ぼくの場合には、想い出も復刻する機能があったようだ。みなさんはどうだろう?

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