中国Lenovoは1月3日(現地時間)、スマートスピーカー「Lenovo Smart Assistant」を発表した。米Amazon.comのAIパーソナルアシスタント「Alexa」を搭載する。5月に一部の地域で発売する計画(日本での発売は未定)。
Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」とほぼ同等の機能を持ち、5メートル離れたところからでも音声で操作できるとしている。価格はEchoより50ドル安い129.99ドルから。2モデルあり、上位モデルはスピーカーがHarman Kardon製で価格はEchoと同じ179.99ドルだ。なお、米Googleのスマートスピーカー「Google Home」は129ドルだ。
プロセッサは米IntelのCeleron N3060で2GBのRAM、8GBのストレージを搭載する。スピーカーは5Wのツイーターと10Wのウーファーを各1備える。Wi-FiとBluetooth 4.0で接続できる。
同社はまた、複数の端末のデータを無線で同期できる大容量ストレージ「Smart Storage」も発表した。容量は6TB。P2Pファイル共有機能を備える。価格は139.99ドルで、こちらも5月発売の予定だ(日本での発売は未定)。
同社は「これらはまだ始まりにすぎない」としており、スマートホーム市場に本格参入する意向のようだ。
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