りそな銀行、ATM手数料を誤徴収　システム設定にミス

» 2017年01月11日 19時08分公開

[ITmedia]

　りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行は1月11日、一部のATMで9～10日にかけて、手数料を誤った金額で引き落としていたと発表した。システムの設定に誤りがあったという。

りそな銀行のWebサイトより

　同グループ以外の金融機関のキャッシュカードを使って取引をしたユーザーの口座から、誤った金額の手数料を引き落としていた。システムの設定内容は、10日午後0時59分までに修正したという。

　本来の金額より多く引き落とした1万8989件・約205万円分は、関係する金融機関と調整した上で、差額分をユーザーの口座に返金する。本来より少ない金額で引き落とした3万9000件・約420万円分については、差額分の請求はしない。

SNSの写真だけで合鍵が作れる――3Dプリンタを使った現実世界の“ハッキング”に注意
3D印刷技術の発展で、SNSにあげた写真から合鍵が作れる時代に。最新の手法をカスペルスキーがブログで紹介し、注意を呼びかけている。
年金機構、情報流出した2499人に「流出していない」と誤回答　10万件の入力ミスが原因
年金機構は、年金情報が流出した加入者2449人に対して、誤って「流出は確認していない」と説明した。情報流出した人を照会するシステムへの入力ミスが原因。
パスポート番号漏えい、偽造のリスクは？　外務省に聞いた
JTBが標的型メール攻撃を受け、約4300件のパスポート番号が漏えいした可能性。漏れた番号を悪用し、パスポートが偽造されるリスクはあるのか――。