米国で大きな影響力を持つと言われる非営利の消費者団体が発行する情報誌「Consumer Reports」(CR)は1月12日(現地時間)、昨年12月に“お勧めできない”と判定した米Appleの「MacBook Pro」を再レビューし、“お勧めできるノートPC”に修正したと発表した。
CRは当初、バッテリー持続時間のテスト結果がAppleが公表している10時間に達さないことがあったとして低く評価した。Appleはこれを受けて原因解明を申し出、調査の結果、Safariブラウザのキャッシュを無効にする設定にした場合、バッテリー消費が激しくなるバグを発見したと報告。まず開発者向けβ版に修正アップデートを加えた。
CRがこのアップデートを適用した3台のMacBook Pro(12月に実施したテストで使ったのと同じ個体)を前回と同じ条件で再テストしたところ、いずれの個体でもAppleが公表している以上のバッテリー持続時間になったとしている。
13インチの「Touch Bar」付属モデルの平均バッテリー持続時間は15.75時間、13インチのTouch Barのないモデルは18.75時間、15インチモデルは17.25時間だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR