米Amazon.comは1月12日(現地時間)、今後18カ月で新たに10万人以上を米国内で雇用する計画を発表した。
すべて直接雇用のフルタイムの従業員で、全米の発送センターなどで採用する。実現すると従業員数は28万人を超え、米国で最大規模の従業員を擁する企業になるとしている。
ドナルド・トランプ次期米大統領は選挙期間中、AmazonやAppleなどのシリコンバレーのIT企業は米国内で雇用を創出していないと批判していた。今回の発表はそれを受けての動きとみられる。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で、「Amazonの指針の1つであるイノベーションは、米国で何十万もの雇用を創出してきた。これらの雇用はAmazonの拠点であるシアトルやITの中心地であるシリコンバレーだけのものではない」と語った。
べゾス氏は、選挙期間中は反トランプ氏とみられる発言もしていたが、当選後は祝辞を送り、トランプ氏主催のIT企業幹部懇談会にも参加している。
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