次期iPhoneは、4.7インチ、5.5インチに加え、5インチモデルが追加される予定で、ワイヤレス充電に対応するために背面ガラスを採用したモデルもある。台湾の信頼できる情報筋はそう話している。
ただ、ワイヤレス充電に対応してはいるものの、既にワイヤレス充電に対応したAndroid端末と同じように、ワイヤレス充電器は同梱されず、LUXSHARE-ICTが製造する別売アクセサリーとなるようだ。
Wireless Power Consortiumが策定したワイヤレス充電規格「Qi」は、40車種以上の自動車で採用されており、Wireless CarPlayの普及が見込めるのと、2015年6月に発表された「Qi Ver.1.2」仕様により、最大15Wまでの電力送受信が可能になり、ワイヤレス充電による充電速度の改善が見込めるなど、環境が整ってきている。
なお、Lightning to 3.5 mm Headphone Jack Adapterの同梱は終了し、USB-C to Lightning Cableは引き続き別売となるようだ。
また、SamsungのSuper AMOLEDディスプレイ(有機EL)を採用した、Galaxy S6、Galaxy S6 edge、Galaxy S7 Edgeといった既存のワイヤレス充電に対応したAndroid端末から新iPhoneに乗換えた場合、Qi準拠のGalaxy純正ワイヤレス急速充電器「EP-NG930」などが、そのまま使用できるなどのメリットもあると考えられる。
次期iPhoneは、有機ELとワイヤレス充電対応の2つから、Galaxyからの乗り換え需要を見越した仕様であることは間違いなさそうだ。
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