韓国Samsung Electronicsは3月28日(現地時間)、ニューヨークで開催した発表イベントで、VR HMD「Gear VR」のコントローラ付き新モデルを4月21日に発売すると発表した。
スペックなどは2月にWMC 2017で発表されていたが、価格や発売時期は不明だった。米国での販売価格は129.99ドル(約1万4000円)。コントローラ抜きでは販売しないようだ。ちなみに現行モデルは99ドルだ。また、現行モデルユーザーのために、コントローラは単体でも販売する。米国での販売価格は39.99ドル。こちらの発売は4月21日より後になる見込み。
同日発表されたSamsungの次期フラッグシップ端末「Galaxy S8/S8+」はもちろん、S7、S7 edge、Note5、S6 edge+、S6、S6 edgeもサポートする。
コントローラは片手で持つようになっている。サイズと重さは以下のとおり。米Facebook傘下のOculus VRと共同で開発したもので、円形のタッチパッド、2つの丸いボタン(HomeとBackボタン)、Triggerボタン、縦楕円形のボリュームボタンが付いており、対応するアプリで物体を掴んでドラッグ&ドロップしたり、武器や絵筆として使えたりする。
OculusがGear VRに提供しているホーム画面「Oculus Home」もアップデートされた。自分のアバターを細かい設定で作り、「Oculus Rooms」でアバターとして友達と架空の部屋で過ごすこともできる。
同日YouTubeで公開されたGear VRのCM動画を転載しておく。ダチョウが偶然Gear VRを装着して空を飛ぼうとするというストーリーだ。
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