昨夜はPawooの運営について惜しみなく披露するpixiv Nightが開催。mstdn.jpに集まる濃い人たちもこぞって参加されていたようで、開催時間はほとんどタイムラインが流れなかったのがおもしろかった。このイベントについては「マストドンのインスタンスをいじってみたんす」の井上輝一記者がレポートしてくれる予定だ。
さて、昨日、「新標準」とぶち上げてしまったiPhone用のマストドン新クライアント「Mastodon-iOS」だが、早くもライバル登場である。というか、旧標準「Amaroq for Mastodon」が1.1.0にバージョンアップしマルチインスタンスに対応し、さらに日本語化されてしまったのだ。
もうこれでいいじゃない。日本語化されてて使いやすいし。
別のインスタンスにアクセスするには画面右下の設定アイコンをタップし、インスタンス一覧からあらかじめ設定したインスタンス名をタップする。Mastodon-iOSと比較すると一手間多い。
イヌイットの伝説の巨大オオカミというAmaroqについての説明を含めきちんと日本語化されているので、マストドン初心者にとってもいいバージョンアップになったのではないだろうか。
今回のバージョンアップでは、画面下部のボタンがかなり変わっている。アイコンの下の名前がなくなり、ローカルタイムラインと連合タイムラインはどちらか一方だけ表示するようになった(開いて画面の右上で設定できる)。トゥート用のボタンは真ん中に用意されている。
唯一残念なのは、iOSの標準機能であるApp Extensionに対応しておらず、別アプリからのURL引き継ぎができないというところだ。
個人的には、使っているインスタンスは両方に設定しておき、外部アプリから記事のURLやコメントを投稿する場合にはMastodon-iOS、ブラウズとURLのないコメントはAmaroqで、といった使い分けを考えている。
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