　マストドン（Mastodon）運営チームは5月20日、これまでの開発者向けページに加え、新規ユーザーに向けたランディングページ「joinmastodon.org」を開設した。「Giving social networking back to you」（ソーシャルネットワーキングをあなたの元へ返します）というメッセージを訴えている。

joinmastodon.org

マストドンは数千もの相互接続されたコミュニティーの中から好きなものを選ぶことができ、自分自身で作ることも可能です。マストドンは世界最大の自由でオープンソース、脱中央集権的なマイクロブロギングネットワークなのです。

　「あなたは人間であって商品ではない。大企業によってあなたのデータが所有され、スパイされたり広告主に売り飛ばされたりはしない」「500文字という十分なテキスト、投稿内容の警告により見たい人だけが見ることができる仕組みがあり、本当の会話ができる」「iOS、Androidをはじめ、あらゆるプラットフォームで利用できる。もちろん自分で作ることだって」と言った強いメッセージが盛り込まれている。

　ページを最後までスクロールすると、こんなメッセージが出てくる。「インスタンスを探す？　それとも自分でインスタンスを始める？」

Find an instance or start your own

マストドン検索について反芻してみる
5月になってもマストドン。今日は検索について。
マストドンの「日本人多すぎ問題」、最新版で解決か
ユーザーで言語をフィルタリングできるようになった。
Twitter難民のための新しい避難所、マストドン
TwitterやFacebookからの脱中央集権を目指すマストドンだが、とりあえず避難所として機能することは実証されたようだ。
マストドン会議2レポートその2　ロリエロ画像問題はどうなったのか
Pawooの「ロリエロ画像」がMastodonの開発者コミュニティーで問題視されたのは1カ月ほど前。この問題はどのようになったのか。ピクシブから説明があった。
マストドン会議2レポートその3　テキスト全文検索に挑むPawoo
マストドン開発者はテキスト検索を組み込まないことをポリシーとしている。ピクシブはPawooにそれを実装するという。その意図は？