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マクドナルド、宅配に「UberEATS」活用

» 2017年06月07日 17時52分 公開
[ITmedia]

 日本マクドナルドの宅配サービスで、UberEATSの活用が始まったようだ。都内の一部店舗で6月7日までに、UberEATSからオーダーできるようになった。

画像 マクドナルド青山店のUberEATS

 都内の一部エリアで、UberEATSのアプリから、「ビッグマックセット」(740円)、「てりやきマックバーガーセット」(690円)などのメニューの注文が可能になった。最低注文金額はなく、配送料は一律380円(税込)。

 マクドナルドが従来から提供していた自前の出前サービス「マックデリバリー」は、注文が1500円からで、配送料が300円。

 日本マクドナルドの広報担当者は「サービス向上のための小規模なテストをさまざまに行っており、UberEATSもその一環。詳細についてはお答えできない」としている。

 UberEATSは、ライドシェアサービスを提供する米Uberによるフードデリバリーサービス。ユーザーが「パートナー配達員」として登録し、自転車などを使ってすき間時間に配達、報酬を受け取れる。米国のマクドナルドでは日本に先駆け、UberEATSをデリバリサービスに導入済みだ。

photo 米国のマクドナルドでは導入済み

 日本のUberEATSは2016年9月にサービスを開始。焼肉レストラン「焼肉トラジ」やドーナツ専門店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」などが当初から参加しているほか、最近では回転ずしチェーンのあきんどスシローが利用し始め、注目を浴びた。

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