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東急、通勤ラッシュ緩和へ新施策 その名は「グッチョイモーニング」

» 2017年06月27日 16時03分 公開
[ITmedia]

 東京急行電鉄は6月27日、朝の通勤時間帯の混雑を緩和する取り組み「グッチョイモーニング」を7月に始めると発表した。午前6時台に臨時列車を運行するほか、朝早く通勤するユーザーにクーポンを配布するなどして「朝のピーク時間帯に集中する混雑の分散化に取り組む」(同社)。

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 午前6時台に臨時特急列車「時差Bizライナー」(田園都市線)を、7月11〜21日の期間限定で運行。午前6時4分に中間林間駅を出発し、長津田駅、あざみ野駅、溝の口駅、渋谷駅、半蔵門線内の各駅に停車する。渋谷駅には午前6時43分に到着し、午前8時台到着の準急電車と比べると、長津田駅〜渋谷駅間で通勤時間を約13分間短縮できるという。

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 混雑緩和に協力するユーザーに、電子クーポン「グッチョイクーポン」を配信するサービスも、7月11日〜8月31日の平日に行う。スマートフォンアプリ「東急線アプリ」(iOS/Android)の位置情報機能をオンにした状態で、午前7時30分までに渋谷駅(東横線・田園都市線)を通過すると、ローソンのドリンクメニュー割引券や、東急グループのフィットネスクラブの割引利用券などを受け取れる。クーポンは配布日当日に1回だけ利用できる。

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 「グッチョイ」は「よい選択」を意味する「Good Choice」(グッドチョイス)を短縮した言葉。東急が提供する早朝時間帯のさまざまな選択肢から、ユーザー自身に「最適なチョイス(選択肢)を選んでもらう」ことを目指して命名したという。

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