1日単位でスマートフォンアプリから加入・解約できるオンデマンド型損害保険「Warrantee Now」(ワランティナウ)を、ITベンチャーのWarrantee(ワランティ)が7月3日に発表した。対象製品は生活家電とデジタル家電としている。東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の3社が保険を引き受け、三井物産インシュアランスが保険代理店業務を行う。8月末をめどにサービスを開始する予定。
生活家電は24時間19円から、デジタル家電は24時間39円から加入できる。加入期間中に壊れた場合、修理に掛かる料金を保険会社が支払う。サービスは、専用のスマホアプリを通じて提供。保険加入も保険請求もアプリ上の操作で完了する。加入時には、スマートフォンで撮影した対象製品の写真をユーザーから送ってもらうことで、加入前に壊れていないか精査する。
開発の背景には「若者の保険離れ」があるという。アプリから気軽に加入・解約できるWarrantee Nowを提供することで、サービス開始から1年で10万人、2020年までに100万人の契約者数を目指す。
Warrantee(ワランティ)は、2013年10月に設立したベンチャー企業。保証書をクラウド上で管理するスマートフォンアプリ「Warrantee」を2014年から提供している。
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